第11分科会

Workshop

『法活』(ほうかつ)の始まり
~18才の市民になった「君」とつながる~

担当:広島司法書士青年の会

開催趣旨

『法』:おきて・やり方・手本の意

『活』:生きている・働く・元気づける・生きかえらせるの意

『法』と『活』、これら2つの文字を重ね合わせた造語である『法活』が、この分科会のキーワードです。広島会では、児童養護施設での法律教室において、社会のルールを伝え、トラブル事例を通じて注意喚起し、寸劇で悪い見本を見せ、擬似的な失敗をしてもらうことで、子ども達に『法』に関わる体験をしてもらうとともに、その『法』を活かすための基礎となるであろう「自分が生まれながらにして持っている力への気づき」、「誇り」、「自尊心」、「自己肯定感」を意識した法律教室作りをしてきました。

しかし、私達が子ども達に伝えてきた『法』は、施設を退所して、ひとりの市民になった「君」の中で『活』きていると言えるのでしょうか?

というのも、私達が『法』を伝えるタイミングは、子ども達にとって、必ずしもLIVEな状況にあるとは言えません。よって、『法』をREALなものとして意識することが難しいと考えるからです。

広島会の狙いは、『法』に関わる体験が子ども達の心の片隅にあり、いざというとき『法』を思い出し、状況に応じて自ら考え、『活』動する(あるいは誤った『活』動をしない)きっかけになることにあります。

この分科会では、私達がこれまで子ども達に提供した素材とその狙いを紹介し、まずは、それらの狙いがどれだけ活きているかの追跡調査をしたいと考えています。その後、今実際に「君」とつながっている方を招いてのパネルディスカッション、グループワークを通じて、「君」との接点の持ち方や、今後の法律教室の取り組み方について検討をし、児童養護施設における法律教室の新たな展開を探っていきたいと思います。正解のない問題を一緒に考えてみませんか。

研修内容

第1部
こんな意図で取り組んできた(広島会での取り組みの報告)

第2部
活かされているか聞いてみた(施設退所者へのインタビュー)

第3部
「君」とつながっている人に聞く(パネルディスカッション)

第4部
自分なりの「法活」を定義して、「君」とつながるための方法を考える(グループワーク)

※内容はその日の気分で変わることがあります。